ヨードカリ製造工程(反応)
反応
※釜の熱を確認して、冷却を止める(常に確認)
①最初にがっつりヨード色にする(半端のヨードで)
②ヨード色にしたら、反応しなくなるまでヒドラジンを入れる。
※そしたら①、②を繰り返して、ヒドラジンを入れてもヨードが消えなくなったら、ユニバで確認してヨード色の中性を目指す。
③色を消すため、苛性カリをひしゃくで少量とヒドラジンを入れてひしゃくで混ぜる。
※苛性カリだけで色が消えてしまったら、色が付かないようにヨードとヒドラジンを入れて中性にする。(苛性とヨードだけだと、ヨウ素酸が出来てしまうので)
④色が消えたら、わずかにヨードの色を付けるためにヨードを少し入れてから試験をする
※試験方法→空の試験管に20mℓの反応液を入れて、硫化カリ(透明)を3滴垂らして透明にする。
純水を20ml溜めた試験官に透明にした反応液を5ml入れて、それに10%硫酸を2ml入れる。
これで透明なら成功
⑤ヨウ素酸の確認のために、水素酸をまずはひしゃく1杯ゆっくり入れて、反応するか、黒くなったりしないか確認する。
ユニバーサルで色を確認して、赤くなっていることを確認。なっていなかったらもう少し水素酸を入れる。
⑥純粋でフタを外、中良く洗う。
⑦ヒドラジンを追い出して、ヨード色のアルカリにするために苛性カリをまずは1杯だけ入れる。
⑧ヨードの色を少しだけ入れて、ヨードの色を付けたらユニバーサルで確認。薄いヨード色の薄いアルカリになるまで慎重に⑦⑧の作業を繰り返す。
⑨ヨード色のアルカリになったら、中性にするためヒドラジンを少しづつ入れる。この作業も慎重に行うため、ちょくちょくユニバーサルで確認する。色が消えたらヨードを少し入れる。
⑩ヨード色の中性になったら、炭酸カリをひしゃくで1/3入れて、ヨード色の薄いアルカリにする。ユニバーサルで確認。
11、純水を20ミリリットル溜めた試験管にBTB液1滴と釜の反応液2滴入れて、薄い青になっているか確認。
12、ひしゃくで反応の色を確認しながら、硫化カリを入れて色を消す。(20から30くらいにで消えるようにする)
※最初に色が濃いようなら、ヒドラジンを少し入れる。
13、反応後はL字を外して、冷却を出して、釜のフタを外す
※濾過させるときは、冷却をしない(循環は熱い方が良いから)